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ダムニュースNo.249(平成16年7月)

琴川ダム定礎式

−山梨県−

 山梨県が東山梨郡牧丘町柳平の一級河川琴川に建設を進めている琴川ダムの定礎式が,平成16年5月20日に行われました。

 当日は,国土交通大臣(代理:山越河川局治水課課長補佐)をはじめ,山本山梨県知事,県選出国会議員(代理出席),県議会議員,廣瀬牧丘町長,地元関係者の方々及び工事関係者など約220名の出席のもと,工事の安全と堅固なダムの完成を祈念しました。

 式典は,三井山梨県土木部治水課長の開会の言葉ではじまり,知事の式辞,工事概要報告に続き,来賓の皆様から御祝辞をいただきました。

 定礎の儀では木遣りの音頭に合わせ,中込広瀬・琴川ダム事務所長の先導により礎石が搬入され,小島土木部主幹が定礎を宣言しました。この後, 「鎮定の儀」,「齋鏝の儀」,「齋槌の儀」が順次行われ,地元牧丘第一小学校柳平分校の笹秀成・知布美兄妹が願い事を書いたメモリアルストーンが礎石とともに納められました。

 「埋納の儀」では,地元牧丘町の無形文化財に指定されている「黒戸奈神社多々神楽」の奉納の後,21t吊りのタワークレーンによって運ばれたコンクリートが当事務所の三井技術指導幹の号令により開放され,無事礎石が埋納されました。引き続き,くす玉開披,万歳三唱が行われ,定礎式は滞りなく終了いたしました。

 琴川ダムは,洪水調節,既得取水の安定化及び河川環境の保全,水道用水,発電を目的とした堤高64m,堤頂長262m,総体積20.7万m3の重力式コンクリートダムで,総貯水容量515万m3を確保します。また,ダムの天端標高は1,464mと現在国内で建設されている多目的ダムの中で最も高い標高に位置しています。

 本事業は昭和51年度から予備調査を開始し,昭和60年度には国の河川総合開発事業に採択され,平成4年度から建設事業に着手しています。ダム本体工事は平成13年6月に着工し,仮設備工,基礎掘削等が終了した昨年7月から拡張レヤ工法によるコンクリート打設を開始し,このたび定礎式を迎える運びとなりました。

 

 本体コンクリート打設は冬期の12月から3月まで休止しなければならないため足掛け年で打設する計画ですが,本年度が最盛期となるため,品質管理に万全を期すとともに無事故無災害で平成20年3月の完成が迎えられますよう,職員一同気を引き締めて努力していく所存です。

 最後に,ここ牧丘町柳平は,付近に乙女高原,夢の庭園,大弛峠等,非常に美しい自然を残した観光地があります。ダム完成後,琴川ダムが新たな観光スポットとして多くの方々に親しまれ,地域の活性化につながることを改めて期待しつつ報告させていただきます。

(広瀬・琴川ダム事務所)

鎮定の義

メモリアルストーン埋納

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