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ダムニュースNo.250(平成16年8・9月)

鷹生ダム堤体コンクリート打設完了

−岩手県−

 岩手県が二級河川盛川水系鷹生川に建設を進めている鷹生ダムは,このほどダム本体の打設を完了し,平成16年6月18日に県,大船渡市,地元の皆様及び請負者の清水建設(株)・熊谷組(株)・(株)佐賀組JV関係者約100名が出席して最終打設式が行われました。

  式典では,神事後に来賓の皆様によりスコップでコンクリートを投入していただき,今後の工事の無事故と早期竣工を祈念し,出席者全員で万歳三唱を行いました。式典終了後,鷹生公民館に移動して,地元婦人会の皆様の手作りの餅やそばをご馳走になり,祝賀会を終えました。地元の方々には大変お世話になりました。

 鷹生ダムは,洪水調節,流水の正常な機能の維持及び水道用水の供給を目的とした多目的ダムで,堤体積約33万m3,堤頂長322m,堤高77m,総貯水容量968万m3の重力式コンクリートダムです。

 平成13年3月に初打設を行い,約3年3ヶ月(うち10ヶ月冬期間中断)で打設完了となりました。

 施工の特徴として,環境に配慮したコンクリート運搬設備(ライジングタワー:鉛直昇降式)を採用しております。一般的なケーブルクレーンによる場合に比べ,設備の基礎設置にかかる土地の改変が比較的少なく,ダム近傍に生息するイヌワシ等の鳥類の飛行にも支障がありません。

 この設備での施工は,ダンプの2次運搬が必要であり,高標高部の狭隘な場所では,施工能力が落ち苦労しましたが,体積の大きい基礎部から中標高部までは,十分に能力を発揮し,全体の打設予定工程を4ヶ月も短縮しました。

 

 今後は試験湛水に向け,残りのカーテングラウチングや閉塞工,付属設備,周辺環境整備等を行います。事業完了は平成18年度の予定です。

 これからも,地域と一体となって立派なダムに仕上げるため職員一同,より一層努力する所存です。

(鷹生ダム建設事務所)

コンクリート運搬設備
(ライジングタワー)

最終打設(コンクリート投入)

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