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ダムニュースNo.250(平成16年8・9月)

長沼ダム学習会

〜みんなで学んだ長沼ダム〜

−宮城県−

 梅雨の晴れ間となった平成16年6月23日に,立北方小学校6年生51名を対象に「長沼ダム学習会」を開催しました。この学習会は,現在建設中の長沼ダムの機能と建設工事について,地域住民に関心を深めてもらうことを目的とし,地元小学校を対象に総合学習の一環として開催しています。

  長沼ダムは,仙台市の北東70kmにある登米郡迫町に位置し,県内でも有数の大河川「迫川」の中流域にある天然の沼「長沼」を利用し洪水調節機能に加えて,漕艇場などのレクリエーション機能を備えた多目的ダムとして工事が進められています。

  長沼ダムは,主ダム,導水路,越流堤等の構造物から構成され,洪水調節は間接流域である迫川からの洪水を越流堤により導水し,延長2,700mの導水路を経て長沼に流入させることで行います。主ダム諸元は,堤高15.3m,堤頂長1,050m,総貯水容量3,180万m3のアースフィルダムです。

 当日は,心配していた台風も過ぎ真夏のような青空の下,現場事務所で迫川と登米地域との関わり,迫川の特徴,長沼ダムの役割,主ダムが軟弱地盤の上に築造されることから,液状化現象の説明やビデオ上映を行いました。質問では,「いつ完成するの」,「どのくらいの水が貯められるの」,「なぜ,ヘルメットをかぶるの」といった素朴な質問が出されました。

 次に,職員手作りの模型で地震時の液状化実験と,主ダムに使われているG.C.P(グラベル・コンパクション・パイル)の機能を説明するため,G.C.Pに見立てた砕石杭を造った模型で比較実験を行いました。子供たちは液状化現象に驚き,夢中になって何度も実験を行っていました。

 その後,施工中の長沼水門工事現場へ移動し,クレーン,ダンプトラック,バックホウ,ブルドーザ等の建設機械への乗車を行いました。子供たちは,初めてかぶるヘルメット,初めてふれる機械にはしゃぎながら楽しんでいました。

 この学習会でお互いに新しい発見をし,楽しみ,有意義な時間を過ごすことができました。この子供たちが二十歳になる頃,長沼ダムが完成します。

(迫土木事務所)

 

現場事務所での説明

位置図

完成イメージ

液状化実験

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