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ダムニュースNo.251(平成16年10月)

ミュージカル「リバーヘッド」上演される

あおもりの川を愛する会

−青森県−

 去る6月23日(水),弘前市民会館において劇団「ふるさときゃらばん」によるミュージカル「リバーヘッド」が上演されました。この公演は岩木川水源地ミュージカル実行委員会が主催したものです。

 「実行委員会」は金澤隆弘前市長を委員長に,津軽ダム建設促進期成同盟会,岩木川改修期成同盟会,岩木川上中流改修期成同盟会及び国土交通省青森河川国道事務所,津軽ダム工事事務所,浅瀬石ダム管理所が主体となりました。また,青森県,弘前市をはじめ地元紙,中央紙支局,地元放送局,そしてあおもりの川を愛する会,(社)日本河川協会などが後援しました。

 当日は17時30分,開演を待ちわびる小学校中高学年の子供たちが父兄と一緒に来場し,会場はおよそ1,000人の観客でいっぱいになりました。

 プログラムは2部からなり,第1部は安心して豊かに暮らせるふるさとの川をテーマに意見交換会が行われ,そして,第2部ではミュージカルが上演されました。

 第1部の意見交換会はパネリストに盛貢西津軽土地改良区理事長,田中重好名古屋大学教授,弘前市長を迎え,コーディネーターを佐々木幹夫八戸工業大学教授が努めました。佐々木教授は「あおもりの川を愛する会」の会長でもあります。

 意見交換会では盛理事長から「岩木川の洪水は海への出口が砂で埋塞され起こり,その結果,流域の人々がどんなに苦しめられてきたことか」と苦闘を語られました。また,農業利水者の立場から「岩木川の流域は利用可能な流量が相対的に小さいこと,その結果「水不足」に陥りやすいこと,津軽農業のさらなる発展にとり,そして流域の人々の生命と財産を守るためには,目屋ダムをはるかに超える容量を有する『津軽ダム』の建設は不可欠であること,絶対条件であること」を強く訴えました。

 田中教授は,「昭和35年の目屋ダムの完成,その陰には『米一握り運動』があり,これはダムの恩恵を受ける下流の人々が米を一握りずつ持ち寄って,ダムで移転を余儀なくされる人々へ贈り感謝の念を表したこと,津軽ダムを機に今こそ岩木川流域を上流から下流まで一体的に一貫して,皆で考えてみることが必要」と訴えました。

 金澤市長は津軽ダム建設促進期成同盟会長でもあり「津軽ダムは岩木川流域にとり,最後の水がめであること,目屋ダムに引き続き2度の移転を余儀なくされた人々へ深く感謝する」ことを述べられました。

 このあと,第2部に移り,劇団「ふるさときゃらばん」の公演が行われ,観客の皆さんは歌と演技が一体となったダイナミックな表現に酔いしれました。

 

 また,ミュージカルからは三村申吾青森県知事が駆けつけ,フィナーレではステージに立ち,「すばらしいミュージカルでした。今日のテーマは水,そして青森県のすばらしい川と水は生命を育む宝であり,大切な農業や漁業の源です。しかし,岩木川は稲を実らせ,おいしいシジミ貝を育てますが,時にはあばれ川となり洪水を引き起こします。水不足を解消し,洪水をなくしていく,岩木川流域全体を考えたとき,『津軽ダム』を頑張らなければならない,そのことを強く思いました。みんなで水を愛し育みましょうと力強いご挨拶があり,おおいに盛り上がり,みんな大満足のうちに会場を後にしました。

(河川砂防課)

第1部「安心して豊かに暮せるふるさとの川」
意見交換会

第2部ミュージカル「リバーヘッド」
熱演場面


フィナーレ青森県知事挨拶

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