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ダムニュースNo.258(平成17年5月)

我喜屋ダム竣工式典

−沖縄県−

 沖縄県が建設を進めていた生活貯水池,我喜屋ダムの竣工式典が平成17年2月2日に執り行われました。

 我喜屋ダムは,沖縄本島から約41km 離れた伊平屋島の二級河川「中の川水系シチフ川」に建設が進められていた生活貯水池であり,堤高33.0m,堤頂長145.3m,堤体積40,600m3 ,総貯水容量273,000m3の重力式コンクリートダムで,洪水調節,流水の正常な機能の維持及び水道用水の新規開発を目的とした多目的ダムです。

 本事業は,平成3年度に補助事業として採択され,総事業費約97億円でダム本体の建設のほか,村道の付け替え,シチフ川に隣接するスワイザ川の取水堰,取水堰から貯水池への約217mの導水トンネル,残土処理場の周辺環境整備等を行い,平成16年度で事業完了となりました。

 式典当日は,あいにくの天候で定期船が欠航となりましたが,内閣府沖縄及び北方対策担当大臣(代理:山口悦弘内閣府沖縄振興局振興第一課長),国土交通大臣(代理:柿崎恒美河川局治水課課長補佐),沖縄総合事務局長(代理:佐藤浩考開発建設部長),嘉数沖縄県副知事,西銘伊平屋村長をはじめ,県議会議長,村議会議員,地元の関係者及び工事関係者約100名が出席しました。

 式典はダム管理所前の広場で執り行われ,嘉数副知事の式辞,根路銘沖縄県ダム事務所長の工事経過報告,来賓の皆様からの祝辞に続き,記念植樹,テープカット,くす玉開披でダムの完成を祝いました。

 

 来賓祝辞では,伊平屋中学校の宮城生徒会長より,「ダムの下には小学校のときに自分たちの夢を書いた石があります。村が必要としてこのダムが造られたように,僕たちの夢も叶えることができるよう,毎日の活動を一生懸命がんばっていきたいです」という,関係者を泣かせる言葉もいただきました。

 式典後,場所を離島総合センターに移して祝賀会があり,伊平屋村関係者の挨拶の後,村職員,村婦人連合会,玉ゆらの会(児童会),村青年会による盛りだくさんの余興がありました。なかでも,「てんさぐぬ花」を踊った3歳の女の子の愛くるしい動作が,一際みんなの目を惹きつけていました。

 我喜屋ダムの建設に関わりながらも,定期船の欠航により式典欠席を余儀なくされた多くの関係者のために,沖縄本島での式典報告会が予定されています。当日は,編集途中の我喜屋ダム建設の記録映画も披露される予定で,懐かしい顔がそろうものと思っています。

 最後に,ダム事業にご協力をいただいた地権者の方々をはじめ,多大なるご指導を賜った国土交通省,関係機関の方々に深くお礼申し上げます。

(沖縄県ダム事務所)


テープカット

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