HOMEへ
 HOME > 図書出版・データ集 > ダムニュース

ダムニュースNo.263(平成17年10月)

灰塚ダム試験湛水開始

−中国地方整備局−

 国土交通省中国地方整備局が江の川水系上下川の広島県三次市三良坂町に建設を進めている灰塚ダムにおいて,平成17年7月28日に試験湛水が開始されました。

 灰塚ダムは,堤高50m,堤頂長196.6m,堤体積約16.4万,総貯水容量5,210万の重力式コンクリートダムで,洪水調節,流水の正常な機能の維持,水道用水の供給を目的とした多目的ダムです。

 本事業は,昭和40年度から予備調査が開始され,地元との協議を重ねる中で昭和59年に実施計画調査の受け入れが認められ,現地調査を開始しました。その後,昭和63年に建設事業に着手し,平成4年には用地補償基準が妥結,平成5年から6年にかけて貯水池周辺の生活再建地造成工事が完了し,平成10年度には移転が完了しています。

 また,平成13年3月よりダム本体工事に着手し,平成14年10月から堤体コンクリート打設を開始しました。そして平成16年9月に完了し,関連工事および管理設備の整備も整ったことから,このたび試験湛水を迎えることができました。

 試験湛水開始までは,気象状況の変化に一喜一憂し,毎日のように週間天気予報を確認する日々が続きましたが,当日は天候もよく,無事に堤内仮排水路の閉塞ゲートが降ろされ,試験湛水が開始されました。

 また,湛水開始に先立ち,工事事務所職員,工事関係者など約50名がダムサイトに集まり,長年に渡るダム建設事業においてご尽力頂いた方々や,故郷の大切な土地を提供いただいた皆様への深い敬意を表し,貯水池に向かって「礼」を行いました。

 試験湛水開始から約1ヶ月経過した8月末時点で,貯水位は常時満水位まであと5m程度まで到達し,湖面の広がりが感じられる状況となりました。 

 今後も引き続き,ダムおよび貯水池周辺の安全確認を行いながら周辺環境整備等の工事を進め,平成19年3月の事業完了を目指すとともに,これまで築き上げてきた地元の方々との連携を大切にしながら,地域に親しまれるダムとなるよう,全職員が力を合わせて事業に取り組んでまいります。

開塞作業

ダムサイト(9月2日現在)

<<TOP  <BACK  NEXT>

  WEB CONTENTS

  出版図書


  ダム技術目次検索


  ダムニュース

一般財団法人ダム技術センター 東京都台東区池之端2-9-7 池之端日殖ビル2F
Copyright(C) National Institute of Informatics