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ダムニュースNo.267(平成18年2月)

徳山ダム盛立完了式

−独立行政法人水資源機構−

 平成17年12月2日,水資源機構が木曽川水系揖斐川上流に建設を進めている徳山ダムで,ロックフィルダム堤体の盛立完了式典が執り行われました。平成14年7月の本格的な本体盛立開始から順調に工事が進捗し,約3年5ヶ月の期間で盛立完了に至りました。 式典当日はあいにくの小雨でしたが,ダム建設に協力して移転された旧徳山村民の代表,地元揖斐川町長をはじめ,町議会議長,岐阜県県議会議員,工事関係者等多数のご出席をいただきました。水資源機構徳山ダム建設所第一ダム工事課長によるダンプアップ号令で,「祝 徳山ダム堤体盛立完了」と飾られたダンプトラックから左岸天端に最後の盛立材料が投下され,出席者全員で万歳三唱し,盛立完了を祝いました。

 徳山ダムは堤高161.0m,堤頂長427.1m,堤体積1,370万,総貯水容量6 億6,000万の中央遮水壁型ロックフィルダムで,堤体積及び総貯水容量は日本一の規模を誇ります。下流の既設横山ダムと連携し,洪水の調節,流水の正常な機能の維持の確保を行うとともに,都市用水の確保及び発電を目的としています。

 徳山ダム建設事業の経緯は,昭和46年に実施計画調査を開始し,平成11 年に転流,平成12年に本体工事着手,平成17年に盛立完了となりました。堤体の盛立においては,急速施工を目的としたコア盛立厚の増大(20cm → 30cm),大型重機群の投入(90t重ダンプ11台など),附帯施工の機械化・迅速化(着岩部コア施工に4連式エアタンパの導入など),品質管理の迅速化(自動走査式R I 密度計の採用)等の新技術・新工法を積極的に採用したことで,年間最大盛立量がわが国最高の621万m3の記録を平成16年度に樹立するなど,工期を大幅に短縮しました。

 揖斐川は,木曽三川の中で最も治水安全度が低く,大垣市など下流域では過去に幾度となく甚大な洪水被害に見舞われていることから,徳山ダムは一日も早い完成が望まれています。今後は試験湛水に向け,放流設備工,カーテングラウチング,閉塞工,管理設備,周辺整備等を行い,平成18年秋の試験湛水開始,平成20 年春の運用開始をめざして,職員一同,より一層努力してまいります。

                                               (徳山ダム建設所)

ダンプアップ

ダム盛立面を下流から臨む

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