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ダムニュースNo.274(平成18年9月)

忠別ダム 常時満水位到達

−北海道開発局−

 平成17年度にダム本体の工事をほぼ終え,平成18年の3月30日より試験湛水を行っている忠別ダムは,6月24日(土)に常時満水位(413.92 m)に到達しました。

 忠別ダムは,石狩川の支川である忠別川のほぼ中間地点にあり,ダム地点は,写真のまち東川町,花のまち東神楽町,丘のまち美瑛町の三つの個性的な町にまたがっています。また,ダム上流には日本最大の山岳公園である大雪山国立公園,ダムの20km ほど下流には旭山動物園で全国的に有名となった北海道第2の都市旭川市があります。

 ダム形式は重力式コンクリートダムと中央コア型フィルダムが組み合わさった複合型のダムで,堤頂長885m(コンクリート部290m,フィル部595m),堤体積約944万m3(コンクリート部約101万m3,フィル部約844万m3),総貯水容量9,300万m3の洪水調節,流水の正常な機能維持,水道用水の供給,かんがい用水の補給,発電を目的とした多目的ダムです。昭和59年にダム建設に着手し,平成6年ダム本体工事着手,平成18年3月30日に試験湛水を開始して,現在に至っています。

 常時満水位に到達し,「万歳!」という気分もさることながら,今後は,洪水期(6/15 〜10/31)が終わるまでこの状態を維持しなければならず,大雨が降らないことを願いながら試験湛水を行っています。今後は,10月31日まで常時満水位を維持し,11月1日からサーチャージに向けて水位を上昇させ,12月末に最低水位まで降下させて試験湛水を完了させる予定です。

 これからも初心を忘れず,24時間体制でダム及び貯水池周辺の安全を確認しながら,1日1日気を引き締めて試験湛水を進めていきます。また,残りの工事も安全に万全を期して,完成を目指します。

 下の写真は,ダム本体工事を受注している大成・地崎・竹中土木JV の職員の方が,ダム左岸法面中腹から写した常時満水位時の写真です。真ん中に写っている山々が大雪山連峰で,風の無い日には,まれにダム湖が鏡のようになり,逆さになったダム湖周辺の美しい姿を見ることも出来ます。また,北海道最高峰の旭岳が,天気のいい日に湖面に写る日も近いかと思われます。

(忠別ダム建設事業所)

(ダム全景左岸側より)

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