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ダムニュースNo.278(平成19年1月)

胆沢ダム定礎式

−東北地方整備局−

平成18 年10 月15 日(日),岩手県奥州市に建設を進めている「胆沢ダム」の定礎式が,ダム建設現場において,岩手県知事,地元国会議員,用地関係者をはじめ地元小学生200 名,一般来場者650 名を含む約1,800 人が見守る中,盛大に挙行されました。

胆沢ダムは,堤高132m,堤頂長723m,堤体積約1,350万m3,総貯水容量1億4,300万m3の中央コア型ロックフィルダムで,1.洪水調節,2.かんがい用水の供給,3.水道用水の供給,4.発電,5.河川環境保全のための流量の確保を目的として建設される多目的ダムで,国内でも有数の規模のダムです。

本事業は,昭和58 年に実施計画調査に着手したのち,昭和63年に建設事業,昨年10月から堤体感立を開始し,平成25年度完成を目指して,まさに最盛期に入った段階となっています。

定礎式開式に先立ち,地元有数の「農はだて祭り」の中で行われる日本一の「福俵引き」を地元有志の方々が披露し,定礎式のオープニングを飾りました。

式辞では坪香東北地方整備局長が「今日を迎えられたのは先祖伝来の土地を提供していただいた地権者をはじめ,地元の協力のたまもの。地域と周辺環境に配慮し,早期の完成を目指す。」と述べられました。

礎石搬入

福俵引き

鎮定の儀

来賓祝辞として,増田岩手県知事からは「定礎鎮定の儀式を迎えられたことは,県民の大きな喜びであり,豊かで住みよい『夢県土岩手』の創造を目指す上で欠くことのできない重要な施策」との力強いご祝辞をいただき,また,平野参議院議員,村井宮城県知事(代理)からもともに「早期の完成を期待する」とのご祝辞をいただきました。

この後,国土交通大臣挨拶(峰久国土交通審議官代読),溝口事務所長による工事経過報告に続き,朗々と謡われる木遣り隊を従え,事務所長を先達とした総勢29 名の礎石隊が黒御影石(340kg)の礎石を無事ダム中心部に搬入。

坪香局長の「定礎宣言」に続き,礎石を固めるために礎石の基礎に盛立材を投入する「鎮定の儀」,その盛立材を鍬で均す「斎鎮の儀」,礎石を槌で叩いてしっかりと納める「斎槌の儀」が関係者により執り行われ,礎石を堤体の一部として埋める「埋納の儀」では,用地関係者と,小学生代表による埋納とあわせ,200 名の小学生が自分の夢やダムへの想いを書いたメッセージストーンを堤体に埋納しました。

定礎式のクライマックスでは,地元小学生による号令により55t ダンプトラック及びブルドーザーによる埋納が行われ,最後は相原奥州市長(胆沢ダム建設推進期成同盟会会長)の万歳三唱にあわせ,くす玉開披,200 名の小学生によるエコ風船上げ,90 t ダンプトラック7台による大迫力のダンプアップにより,無事定礎式を閉式しました。

定礎式を終え,あらためて胆沢ダムに対する地元の皆様の大きな期待を実感しました。こうした事業に携わることができた喜びをかみしめつつ,この期待に応えられるよう,平成25 年度の完成を目指し,着実にそして安全に事業を進め,さらなる工事の進捗を図って参りたいと思います。

(胆沢ダム工事事務所)

埋納の儀

花火・看板

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