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ダムニュースNo.278(平成19年1月)

灰塚ダム竣工式

-中国地方整備局-

中国地方整備局が,広島県三次市三良坂町仁賀地先の一級河川江の川水系上下川に建設を進めていた灰塚ダムの竣工式を,去る平成18 年11月11日,多数の関係者と地域住民により執り行いました。

当日は,清めの雨となりましたが,地元選出の国会議員,広島県副知事,三次市長,庄原市長をはじめとした来賓の方々,地権者の皆様など関係者約600 名が出席しました。

竣工式典では,甲村謙友中国地方整備局長が式辞を述べ,国土交通大臣挨拶(代理:谷口博昭技監)に続き,江の川総合開発工事事務所長による工事報告を行いました。その後,亀井静香衆議院議員,亀井郁夫参議院議員, 岡広小路三次市長,滝口季彦庄原市長から祝辞を頂き,地元自治体である三次市,庄原市及び地権者の皆様に対して,国土交通大臣から感謝状が贈呈されました。また,地元出身の沖田夫妻によるヴィオラ演奏を始め,地元伝統の太鼓演奏など地域の方々により式を盛大に盛り上げて頂き,久寿玉開披により締めくくりました。

灰塚ダムは,堤高50m,堤頂長196.6m,堤体積16.4万m3,総貯水容量5,210万m3の重力式コンクリートダムで,洪水調節,流水の正常な機能の維持,水道用水の安定供給を目的とし,昭和47年7月の大出水を契機に,昭和49年から実施計画調査に入り,昭和63 年度から建設事業に着地元の皆さんによる太鼓の演奏手しました。

以来,「灰塚ダム方式」と呼ばれる地元住民の皆さんと一体となったダム事業を進め,平成4年11月に用地補償基準の妥結調印を行い,平成13年3月にはダム本体工事に着手しました。平成14年10月から本体コンクリートの打設を開始し,平成16年9月に打設を完了しました。また,平成17年7月からは試験湛水を開始し,当初は平年に比べ降水量が少なく,水位上昇がゆるやかで遅れを心配しましたが,その後,冬季の降水量が多くなり,平成18年4月に試験湛水を無事終了しました。実施計画調査から32 年,予備調査開始からは41年余りの年月と約1,800億円の事業費を投じ,このたび竣工を迎えることが出来ました。

これからは,地域と流域の発展ならびに安全で快適な暮らしを実現するため,灰塚ダムに大きな期待を寄せられているところであり,「地域とともに」をキーワードに今後ますます地域に貢献していくことを目指しています。

最後に,灰塚ダム建設にあたり貴重な土地財産を提供して頂いた地権者の皆様方をはじめ,広島県,三次市,庄原市関係者の方々のご理解とご協力に心よりお礼申し上げます。

(江の川総合開発工事事務所)

地元のみなさんによる太鼓の演奏

久寿玉開披

試験湛水により満水を迎えた灰塚ダム

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