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ダムニュースNo.285(平成19年8月)

ICOLD(国際大ダム会議)
第75回年次例会開催される

−(財)ダム技術センター−

 ダムや関連する水力施設の設計,施工,管理,保守,運用等に関する技術について幅広く調査研究を行う国際会議として1928年に設立され,この分野で最も権威ある国際的な技術情報交流の場となっているICOLD の年次例会が,さる6月25日から6月29 日にかけて,ロシア・サンクトペテルブルグ市にて開催されました。同会議では世界約85 か国の加盟国の関係者が一同に会し,今回,当センターからは濱口理事長はじめ関係者が出席しました。

 会期中には「ダムの安全性のマネジメント」をテーマとして国際シンポジウムが開催され,ダム技術センターからは,管理ダムの健全性や運用状況を診断する「ダム総合評価」の取り組みについて報告したほか,ダムの安全管理に関するわが国の制度的枠組みについて(国土交通省河川局と共同),また試行中の耐震性能照査指針(案)について(国土技術政策総合研究所および土木研究所と共同)の報告論文を提出しました。

 このほか,専門分野毎に設置されている各技術委員会やワークショップ,日本を含むアジア太平洋地域国々による地域セッションなど連日多彩な行事が行われ,技術面はもとより,社会・経済的側面を含めて今後のダム開発・管理のあり方を考える幅広い議論が行われました。これらの詳細は追って『ダム技術』誌上でもご報告する予定です。

ダム技術センター松本顧問がICOLD副総裁に就任

 ICOLD の運営は,総裁および世界の各地域の代表等として選挙で選ばれる副総裁などの本部役員が中心となり,各種技術委員会や各国の国内委員会(日本は(社)日本大ダム会議)を束ねていますが,今回年次例会の最終日に開かれた総会では,ICOLD アジア地区とヨーロッパ地区の副総裁の任期満了に伴う選挙が行われ,当センターの松本徳久顧問がアジア地区代表の副総裁として選出されました。なお,ヨーロッパ地区からは,スウェーデンのバルシュ女史がICOLD 史上初めての女性副総裁(最年少でもある)として新たに選出されました。

 今後,ICOLD を通じて海外との情報交流を進めるとともに,国際的な場で日本のダム技術の評価を高めるための積極的な取り組みが期待されるところです。なお,副総裁としての任期は2010年の年次例会までの3年間となっています。

ICOLD総会にて選任され、挨拶するダム技術センター松本顧問

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