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ダムニュースNo.290(平成20年1月)

「平取ダム付替道路工事着手」

〜地域文化の伝統的儀式カムイノミを実施〜

−北海道開発局−

 北海道開発局が、北海道沙流郡平取町の一級河川沙流川水系沙流川の支川額平川に建設を進めている平取ダムの建設で水没する道路の付替工事に着手しました。

 付替道路工事の着手にあたり、平成19年12月2日(日)に地域の伝統的な祈りの儀式であるカムイノミが執り行われました。

 当日は厳しい冷え込みながらも快晴に恵まれ、(社)北海道ウタリ協会平取支部関係者や平取町長、平取町議会議長、関係自治会代表等、約100人が出席しました。

 カムイノミとは、アイヌ語で「神に祈る」という意味で、ダム建設予定地周辺はアイヌ文化にとってゆかりのある地域であることから、工事着手前にアイヌの神々へお祈りすることとなりました。

 カムイノミは、伝統的衣装を身にまとったウタリ協会平取支部や来賓の方々が、会場に設置された囲炉裏を取り囲むように座り、祭祀を務めたウタリ協会平取支部支部長の挨拶の後から始まりました。その後、アイヌ語による祝詞がささげられ、祭壇に祭られた神々に神酒をささげて祈る儀式が行われました。最後にアイヌ古式舞踊が披露され、カムイノミは滞りなく終了しました。

 平取ダムは、沙流川総合開発事業として既に運用中である二風谷ダムと2つの多目的ダムを建設する事業で、沙流川及び額平川の洪水調節や流水の正常な機能の維持、平取町と日高町に新たな水道用水を供給することを目的とし、堤高56.5m、総貯水容量45,800千m3のダムです。ダム本体工事に向けて道道芽生貫気別線の付替工事を優先的に行い平成21年度完了を目指して鋭意工事を進めていきます。その後、ダム本体工事に着手する予定です。

    (室蘭開発建設部 沙流川ダム建設事業所)


カムイノミ(囲炉裏の周りに座る)

カムイノミ(祭壇に祈りを捧げる儀式)
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