HOMEへ
 HOME > 図書出版・データ集 > ダムニュース

ダムニュースNo.296(平成20年8月)

留山川ダムコンクリート初打設

−山形県−

 山形県が、一級河川最上川水系押切川支川留山川、天童市大字山口地内において建設を進めている留山川ダムの本体コンクリート工事の初打設式が、6月30日、工事関係者約70人と山口小学校の6年生31名が出席し、留山川ダムサイトで執り行われました。

 留山川ダムは、洪水調節・既得取水の安定化及び河川環境の保全を目的に、平成5年度から建設事業を進めているものです。ダムは、堤高46m、堤頂長115m、堤体積約65千m3、総貯水容量1,120千m3 の重力式のコンクリートダムです。

 平成18年7月に安全祈願祭を行い、本格的に工事が始まりました。昨年5月には基礎掘削に着手し、このたび、ようやく本体最深部の掘削が終わり、コンクリートの初打設を迎えることとなり、無事故で順調にダムが建設されることを願って、コンクリートの「初打設式」を行ないました。

 当日は、前日の雨が嘘のような晴天に恵まれ、安全祈願祭、学習会、式典を行いました。地元、山口小学校の児童からは、学習会と初打設式に参加していただき、とてもにぎやかなイベントとなりました。

 学習会では、職員が、ダムの概要や目的、地質等について説明をした後、ダムの河床部に移動し、基礎岩盤をハンマーで叩いたり、岩盤にクレヨンで自分の名前やメッセージ等を描いていただきました。

 後日、山口小学校から感想文が届き、「とても勉強になった。」、「岩盤にクレヨンで書いたのが楽しかった。」、「記念の岩石(1億年前)や粘土(1万年前)を貰ってうれしかった。」、「また見に行きたい。」などと書かれていて、職員一同、大変うれしく思いました。

 初打設式では、村山総合支庁阿部建設部長の挨拶の後、工事関係者の号令でコンクリートの練り混ぜが開始され、関係者代表がバケット開放のスイッチを押し、200tクレーンに吊られた水平コンクリートバケットから1.5m3のコンクリートが打設されました。関係者全員で万歳三唱を行ない、初打設を祝いました。

 今年10月には「定礎式」を予定していますが、平成22年度の完成を目指し、地元関係者の協力を頂きながら、「古里を守る」ダム建設を進めてまいります。

(村山総合支庁建設部河川砂防課
留山川ダム建設室)


学習会

岩盤等に名前を書く児童

初打設式(バケット開放)

コンクリート初打設

  WEB CONTENTS

  出版図書


  ダム技術目次検索


  ダムニュース

一般財団法人ダム技術センター 東京都台東区池之端2-9-7 池之端日殖ビル2F
Copyright(C) National Institute of Informatics