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ダムニュースNo.299(平成21年1月)

辰巳ダム「起工式」

− 石川県 −

 石川県が金沢市相合谷町・上辰巳町地先の二級河川犀川に建設を進めている「辰巳ダム」で、平成20年11月1日に「起工式」が行われました。

 当日は、未明に激しい雷雨があり天候が心配されましたが、開式時にはさわやかな秋晴れとなり、式典には、地権者の皆様をはじめ、知事、地元国会議員、県議会議員、行政関係者、地元園児及び工事関係者など約170人が出席し、昭和49年の予備調査開始から34年越しの待望の本体着工を祝いました。

 式典に先立って、地元に古くから伝わる虫送り太鼓の「辰巳こんころ太鼓」が披露され、お祝いの行われる会場を盛り上げました。式では、主催者を代表して谷本石川県知事が式辞を述べ、引続き国土交通大臣政務官岡田直樹参議院議員、馳浩衆議院議員ら石川県選出の国会議員、地元県議会議員の方々が祝辞を述べられました。今年7月に、犀川の治水対策と浅野川放水路でつながっている浅野川で氾濫被害が発生したため、県都金沢市の安全安心のために、一日も早い辰巳ダムの完成を望む声が多数ありました。

 その後、出席者全員が見守る中、県知事の合図とともに300tクローラークレーンで吊られたバケットから堤体コンクリートの初打設が行われた後、地元園児らとともにくす玉の開披、万歳三唱で無事式典を終えました。

 「辰巳ダム」は、流水型治水専用ダムであり、堤高51m、堤頂長195m、堤体積15万m3 の重力式コンクリートダムで、平成24年度完成を目指し、平成20年3月に本体工事に着工しました。

 「辰巳ダム」は、通常は貯水せず川の流れを保ち、洪水時にだけ貯水し洪水調節をする、いわゆる「ドライダム」という全国で2例目のダムとなっており、従来の貯水型ダムに比べ環境に与える負荷が少ないといえます。また、ダムは、現在、金沢市が国の史跡指定を目指している辰巳用水の東岩取入口への影響を小さくする等、周辺の景観に配慮したデザインとしています。

 今後は、平成24年6月の供用に向け、ダム本体工事を着実に進めるとともに、普段は水没しないため、特に旧農地の利活用を行うための整備について、地域の方々と共に検討していくこととしています。

(石川県辰巳ダム建設事務所)


谷本知事祝辞

作業開始合図

馳衆議院議員祝辞

出席者による万歳三唱
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