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ダムニュースNo.308(平成21年10月)

辰巳ダム「定礎式」

− 石川県 −

 二級河川犀川上流において石川県が建設を進めている辰巳ダムの「定礎式」が、8 月30 日にダム堤体上で行われました。来賓・招待者・用地提供者ら関係者の出席は約240人でした。

 式典では谷本知事より「辰巳ダムは通常は水を貯めず洪水時に水を貯める先進的なダムであり、県民の安心安全の確保に大きく貢献できる」と式辞がありました。来賓の岡田国土交通大臣政務官、馳前衆議院議員、一川参議院議員、木本県議会議長より祝辞いただき、また山出金沢市長から挨拶がありました。

 続いて、地元犀川消防分団による木遣り唄にあわせ「ヨイショ、ヨイショ」のかけ声で、辰巳ダム建設事務所次長の先導により、県と企業体職員が重さ190kg の礎石を搬入し、鎮定(ちんてい)箇所に据付けました。

 土木部長の「定礎の辞」のあと、知事・来賓及び関係者による「鎮定の儀」「齋鏝(いみごて)の儀」「齋槌(いみづち)の儀」が執り行われ、ダムへの願いを書いたメモリアルストーンを地元犀川小学校18 名の児童が礎石に添えました。最後に「埋納(うめおさめ)の儀」でクローラークレーンによりコンクリートが投入され、礎石が埋納されました。

 その後、アトラクションとして犀川保育園児による鼓笛隊が演奏を行い、微笑ましい園児の姿に会場が賑わいました。最後にくす玉開披、万歳三唱が行われ、式は滞りなく終了しました。

 式の後、「定礎」「辰巳ダム」の文字の焼印の押された青竹の器で、地元有志の方々が蕎麦を振る舞いました。

 辰巳ダムは、堤高51m、堤頂長195m、堤体積14 万6 千m3、有効貯水量580 万m3 の洪水調節専用ダムです。事業については、平成20 年11 月から本体コンクリート打設を開始しており、今後、転流作業を行い、右岸側の掘削を今年度中に終え、平成23 年秋に試験湛水を行い、平成24 年度の事業完成を目指す予定としています。

 そのほか、辰巳ダムは、普段は水を貯めない都市近郊のダムであることから、地域の発展の核となるよう地元関係者の意見を聞きながら活用策を検討し、未来に誇れるようなダムとなるように周辺環境整備を進めていきたいと考えています。

(石川県辰巳ダム建設事務所)

式辞(知事)

礎石搬入

鎮定の儀
(左から県議会議長、知事、市長、
国土交通大臣政務官)

礎石とメモリアルストーン

埋納の儀

アトラクション(園児の鼓笛隊)

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