HOMEへ
 HOME > 図書出版・データ集 > ダムニュース

ダムニュースNo.310(平成21年12月)

当別ダム「定礎式」

− 北海道 −

 北海道が一級河川石狩川水系当別川の石狩郡当別町字青山十万坪地先に建設を進めている当別ダムの定礎式が、平成21年10月10日、約40%まで進捗した本体の中央部において、多数の関係者と地域住民参加のもと執り行われました。

 当日は、好天に恵まれ紅葉が進むダムサイトにおいて、地元選出国会議員、高橋北海道知事をはじめ地権者の方々、地元住民、行政関係者および工事関係者約250名の出席をいただき、修祓式に引き続き、工事の安全を祈願する定礎式が開催されました。

 式典に先立ち、先人が開拓したこの当別町の土地を受け継ぎ、その労を忍び、功績に感謝すると共に郷土愛に燃える豊かな町の創設を表現した当別太鼓が演奏され花が添えられました。勇壮な木遣り歌が唄われる中、当別ダム建設事務所長を先達として、神事で清められた礎石が埋納場に搬入され、来賓の方々および工事関係者らにより「鎮定(ちんてい)の儀」、「斎鏝(いみこて)の儀」、「斎槌(いみつち)の儀」、「埋納(まいのう)の儀」が厳かに執り行われました。最後に55トン重ダンプにより搬入したCSG を打設すると同時にくす玉が割られ、出席者全員が万歳三唱し、工事の安全と早期完成を願って、式典は滞りなく終了しました。

 当別ダムは、堤高52.0m、堤頂長432.0m、総貯水量74,500,000m3、有効貯水容量66,500,000m3 の規模を有し、洪水調節、流水の正常な機能の維持、かんがい用水及び水道水の供給を目的としています。昭和45年度から予備調査を開始し、昭和55年度から実施計画調査を行い、平成4年度に建設採択となりました。

 当ダムのダム型式は、ダム技術の進歩によって開発された新しいタイプの台形CSG ダムであり、平成17年12月に河川管理施設等構造令第73条第4号の規定による特殊な構造の河川構造物の認定(いわゆる大臣特認)を受け、平成20年10月に本体工工事に着手し、本年5月より本体打設を開始し今日に至っています。

 今後の工程については、平成22年10月に本体打設を完了、平成23年には取水・放流設備工や通信・警報設備等を施工し、平成24年3月からは試験湛水開始を計画しています。

 当ダムは、全国で施工される台形CSG ダムの先陣として施工しており、国土交通省、(独)土木研究所、(財)ダム技術センター、その他関係各位のこれまでのご指導、ご協力に感謝申し上げるとともに、今後ともご指導を仰ぎながら、平成24年度の完成を目指し、さらなる研鑽を積み、確実な施工に努めてまいります。

(札幌土木現業所 当別ダム建設事務所)

(本体中央部の定礎式会場)

(式辞を述べる高橋知事)

(礎石搬入)

(鎮定の儀)

(くす玉開披)

  WEB CONTENTS

  出版図書


  ダム技術目次検索


  ダムニュース

一般財団法人ダム技術センター 東京都台東区池之端2-9-7 池之端日殖ビル2F
Copyright(C) National Institute of Informatics