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ダムニュースNo.311(平成22年1月)

福富ダム「竣工式」

− 広島県 −

 広島県が広島県東広島市福富町久芳の二級河川沼田川水系沼田川に建設を進めていた福富ダムの竣工式が平成21年10月30日にダムサイトにて盛大に執り行われました。

 福富ダムは、堤高58m、堤頂長292m、有効貯水容量9,800千m3の重力式コンクリートダムです。洪水調節、流水の正常な機能の維持(河川環境の保全、かんがい用水の確保)、水道用水の供給を目的としています。

 このダムは、昭和43年に予備調査を開始し、昭和50年に実施計画調査に着手、平成3年に建設事業に着手しました。以来、用地取得、付替道路工事も順調に進み、平成14年12月に本体工事に着手し、平成20年9月に完成しました。

 平成20年10月より試験湛水を行い、平成21年5月末にはサーチャージ水位まで残り22cmまで到達しましたが、洪水期を迎えるため水位を低下させました。試験湛水中の各種計測結果や、サーチャージ水位時の漏水量やダムの安定性を推定した結果、ダムの安全性が確認できたため、試験湛水を終了し、10月5日より運用を開始しています。

 また、福富ダムは建設事業が周辺地域の生産機能や生活環境に与える影響が著しいことから、平成5年度に水源地域対策特別措置法によるダム指定を受け、道路や公民館等の共同施設、スポーツレクレーション施設等の整備が進められました。

 平成20年9月には、ダム湖に接して「道の駅湖畔の里福富」がオープンし、県内外から多くの人が訪れ、賑わいを見せています。

 竣工式は、地権者の皆様をはじめ、国土交通大臣(代理:河川局治水課田辺成幸課長補佐)、藤田雄山広島県知事、広島県議会議員、藏田義雄東広島市長、五藤康之三原市長、東広島市議会議員、三原市議会議員、地元選出国会議員(代理)、地元関係者、工事関係者など約180名が出席されました。

 式典では、主催者を代表して藤田雄山広島県知事が式辞、水越敏明西部建設事務所東広島支所長が工事経過報告を行い、国土交通大臣をはじめとする来賓の方々から祝辞をいただきました。続いてダムサイトでは、記念行事が行われ、来賓及び関係者によるテープカット及びくす玉開被を行い、福富ダムの完成を祝いました。

 また、地元福富神楽団により、「こけら払い」と言う演目が披露され、会場全体が活気と笑顔に包まれました。

 最後に、藏田東広島市長より、地権者の方々への感謝と、ダムと「道の駅」を新たな交流拠点としていきたいとの挨拶があり、竣工式は無事閉式となりました。

 最後に、福富ダム建設にあたり貴重な土地を提供していただいた地権者の皆様,ならびに地元関係者の皆様、また国土交通省をはじめ、(財)ダム技術センター等の関係機関の方々のご理解とご協力に対し心よりお礼申し上げます。

(広島県土木局土木整備部河川課ダム室)

テープカット、くす玉開被

神楽(福富神楽団)

試験湛水 サーチャージ水位付近 (平成21年6月2日)

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