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ダムニュースNo.314(平成22年4月)

稲葉ダム「試験湛水開始」

− 大分県 −

 大分県が、一級河川大野川水系稲葉川に建設を進めている稲葉ダムにおいて、平成22年2月24日に試験湛水を開始しました。

 当日は、県、市、地元、工事関係者ら約70人が出席しました。県土木建築部の町田薫審議監が「一日でも早く本格運用し、地域の人が安心して暮らせるようにしたい」などとあいさつし、県竹田ダム建設事務所の中矢武弘所長の工事経過報告につづき、堤内仮排水路閉塞ゲートを降下させ、出席者の万歳で湛水開始を祝いました。

 本事業は、洪水調節を主目的にした重力式コンクリートダム(堤高56.0m堤長233.5m堤体積223,000)で、昭和57年と平成2年の豪雨による大水害を契機に整備が始まりました。

 本体工事は平成15年3月に着工し、平成16年11月に堤体コンクリートの初打設を行い、平成19年4月にコンクリート打設が完了しました。その後、貯水池対策工の施工を行い、今回の試験湛水を迎えました。

 ダムサイトおよび貯水池内の地質は、強度の低い地質や透水性の高い地質からなる火砕流地帯となっていることから、堤体アバット部の地山強度不足対策として造成アバットメント工法を採用し、貯水池の漏水対策として表面遮水工法を採用しています。

 また、試験湛水開始直前の2月14日には、ダムに水をためる前の湖底を歩いてもらうことにより、ダムの役割や必要性のPRを行うため、「稲葉ダム湖底ウォーキング」を開催し、県内から約400名の参加がありました。

(大分県竹田ダム建設事務所)

閉塞ゲート設置

湛水開始直後

ウォーキングの様子

湛水式

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