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ダムニュースNo.317(平成22年7月)

浅川ダム建設工事「安全祈願祭・転流式」

− 長野県 −

 長野県が信濃川水系一級河川浅川に建設を進めている浅川ダム建設工事の「安全祈願祭・転流式」が、平成22年5月12日、ダム建設現場の長野市浅川一ノ瀬地籍において、関係者多数参加のもと執り行われました。

 当日は、新緑もまぶしい五月晴れの中、地権者、対策委員会、行政関係者及び工事関係者合わせて60名余りが参加し、工事の無事を祈る「安全祈願祭」が行われ、引き続き、浅川の流水を仮排水トンネルに切り替える「転流式」が行われました。

 安全祈願祭は、神職のもと厳粛に執り行われ、これからの工事の安全を祈願しました。続いて、地元治水対策委員会委員長、地権者会会長をはじめ、来賓の方々から祝辞をいただきました。

 転流式では、長野県浅川改良事務所長による「転流作業、開始!」の号令とともに、用意しておいた大型土のうで河川をせき止め、河川の流水を仮排水路トンネルに迂回させ、無事転流が完了したことを確認しました。出席者からは万歳三唱や拍手が起こりました。また、転流に伴い河川内に取り残された水生生物の移殖作業を地元漁業協同組合、NPO法人参加のもと、3日間に亘り実施しました。

 浅川ダムは、堤高53m、堤頂長165m、堤体積14万m3、総貯水量110万m3の治水専用の重力式コンクリートダムで、通常は水を貯めない流水型ダム(穴あきダム)です。流水型にすることにより、土砂の流下や魚の遡上を妨げず、また、常用洪水吐には魚が遡上しやすいよう魚道を設置しており、環境に与える影響に配慮したダム構造となっています。

 昭和52年の実施計画調査の開始から30年余、地域住民念願のダム本体工事の着工を迎えることができました。ダム本体工事は平成28年度末の完成を目指してまいります。

 最後に、浅川ダム建設にあたり、貴重な土地を提供していただいた地権者の皆様,ならびに地元関係者の皆様、また国土交通省、(財)ダム技術センター、その他の関係機関の皆様に、心より厚く御礼申し上げます。

(長野県 長野建設事務所浅川改良事務所)

安全祈願祭

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