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ダムニュースNo.321(平成22年11月)

ダムに沈む故郷を絵に

− 東北地方整備局 −

 国土交通省が、一級河川岩木川に建設を進めている津軽ダム完成により水没する生まれ故郷西目屋村砂子瀬地区を描いたアクリル画の個展が青森県弘前市内の画廊で開かれました。

 個展を開いたのは、西目屋村砂子瀬に生まれ中学生の時に目屋ダム建設により弘前市内に移り住んだ元県立高校美術教員の工藤武四さんです。工藤さんは、「津軽ダム建設により再び変わっていく故郷砂子瀬とその周辺の風景を絵に残したい」と、10年ほど前から度々足を運び描き続けてきたそうです。

 絵の何点かは西目屋村に飾られることになっているので、村の子ども達にはこの絵を見て昔の様子を思い描いてほしいとも話していました。また、「津軽ダムは大きな目的を持って造られるダムなのだから一刻も早く完成させその役割を果たしてほしいし、移転した人たちもそうあってほしいとの願いを込めて村を去った。

 そのことも忘れないで、津軽ダム建設工事では一人のけが人もなく立派なダムができてくれればうれしいと思っている」と工事の安全に対する思いも話していただきました。

(東北地方整備局 津軽ダム工事事務所)

 

来場者に絵の説明をする工藤さん(左)

「美山湖岸の秋」砂子瀬 1999年

※下の写真は上の絵に描かれている場所の現在の様子です。
湯ノ沢川に架かる湯ノ沢橋は今も残っていますが、津軽ダム完成までには撤去されることになります。

赤で囲んだところが湯ノ沢橋です。湯ノ沢橋右に見える構造物は付替県道砂子瀬橋の橋脚です。

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