津軽ダム工事事務所は、9月30日に「第12回津軽ダム猛禽類検討委員会(現地検討会)」を西目屋村の津軽ダム事業区域内で開催しました。
当委員会は、希少猛禽類と共存したダム事業を推進するため、平成16年7月に設立されたものであり、学識経験者等からなる委員会の指導のもと、希少猛禽類の生息環境に配慮しながら工事を進めているところです。
今回の委員会は、津軽ダム本体建設工事が本格化してきたこともあり、本体工事及び関連工事の進捗状況の確認と併せて、希少猛禽類の現在の生息環境を現地で確認する目的で開催したものです。
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委員会では、主に配慮対象「つがい」について現地に赴き、近接する工事の施工状況や生息環境について確認いただきました。また、保全措置として設置した人口巣(誘導巣)について確認いただき、巣周辺の環境について意見をいただきました。
津軽ダム建設事業は、今後、ダム本体コンクリート打設が本格化することから、今回の委員会での指摘事項・意見等を踏まえ、希少猛禽類へ配慮を行い、環境保全に努めたいと考えています。
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