国土交通省が、一級河川岩木川に建設を進めている津軽ダムは、青森県中津軽郡西目屋村に所在していますが、同村発行「広報にしめや・2010.9月号」村長の部屋のページに津軽ダム建設工事に伴う同村への経済効果について掲載されていましたので、紹介します。
-以下、「広報にしめや」9月号より-
ダム関連で法人住民税収が43.5%増へ!税収増で健全財政を堅持します。
- 固定資産税で前年対比720万円(18.9%増)
- 法人住民税では前年対比130万円(43.6%増)
- 津軽ダム建設による税収効果が見受けられるようになりました。
津軽ダム本体建設工事が本格化したことで迎えた関連工事の事務所増設をはじめ、JV宿舎はもちろん、ダムサイト付近の償却資産の増加などにより、今年度の家屋及び償却資産に係る固定資産税が前年度に比べ約720万円、18.9%の増(調定額ベース)となり、津軽ダム建設に伴う効果が目に見える形となって現れました。償却資産は、コンクリート製造プラントが今年度その稼働を始めたことから来年度はさらに増加する見込みであり、ダムに伴う効果は今後も続くものと考えられます。
これからもダム建設に関係する事業所等の増加が見込まれることから、法人住民税も平成21年度決算において前年度比約130万円、43.6%の増と大幅な伸びを示しており、さらなる税収アップに期待しているところでもあります。今年度は8月末現在で既に昨年度の8割近い額が納付されており、村が健全な財政運営であることを村民皆様にご理解いただくために努力してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
以上のように掲載されており、津軽ダム建設工事に対して西目屋村が大きな期待を寄せていることが伺えます。
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