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ダムニュースNo.325(平成23年3月)

横山ダム再開発事業完了に向けて

− 中部地方整備局 −

 岐阜県揖斐郡揖斐川町の揖斐川上流に昭和39年10月に完成した横山ダムは、上流部の脆弱な地盤と豪雨の影響でダム完成後の堆砂が進みました。また、横山ダムでは上流の徳山ダム計画にあわせた効率的なダム運用や、近年の社会情勢の変化に伴う恒久的な維持管理及び自然環境の保全が求められるようになりました。そこで、平成2年4月に再開発事業に着手し、平成12年4月から貯水池内の堆積土砂の掘削工事に着手しました。

 再開発事業(1.治水対策、2.恒久的維持管理対策、3.環境対策)では、1.として(a)治水安全度向上のための横山ダム・徳山ダムの連携操作、(b)洪水調節容量増強のための貯水池内土砂掘削、2.として(c)貯砂堰の整備、(d)土砂運搬路の確保、3.として(e)選択取水設備の整備(f)汚濁防止フェンス(浮沈式)の設置を進めてきました。

 平成19年度に貯砂堰、平成20年度には汚濁防止フェンス(浮沈式)が完成しています。また、平成20年5月の徳山ダムの完成を待って、その年の出水期から横山ダム・徳山ダムの連携運用を開始し、平成20年9月の西濃豪雨による出水では早速、連携運用による洪水調節を行い、揖斐川基準点万石において約1.2mの水位低減効果を発揮しました。奥いび湖大橋、選択取水設備の両工事は、平成23年上半期に完成予定です。

 横山ダム再開発事業は、関係各位の多大なご協力をもって執行でき平成22年度で終了いたします。これまでの事業執行にあたり関係各位の多大なご協力に感謝いたすとともに、平成23年度からの管理支所によるダム管理においてもこれまで以上のご理解とご協力をお願い申し上げ、横山ダム再開発事業の終了を向かえるにあたっての事業報告とさせていただきます。

(国土交通省中部地方整備局
横山ダム工事事務所)

選択取水設備

奥いび湖大橋

土砂掘削範囲および土捨場への運搬経路

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