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ダムニュースNo.326(平成23年4月)

乳穂ヶ滝氷祭 〜五穀豊穣を祈る〜

− 東北地方整備局 −

 国土交通省が一級河川岩木川に建設を進めている津軽ダムが所在する、青森県中津軽郡西目屋村にある乳穂ヶ滝(におがたき)で2月20日、豊作などを祈願する「乳穂ヶ滝氷祭」が開かれました。乳穂ヶ滝は高さ33mの白絹のような滝で、滝の裏には自然の洞窟があり不動尊が祀られています。この滝は冬に乳穂のように凍結することからこの名があり、氷柱の太さ、形状等によってその年の作物の豊凶を占う神事が古事にあり今も続いています。

 祭ではスギの木を燃やして護摩祈祷が行われ、西目屋村の修験者三浦國太郎さん(93)が、祈祷で立ち上った煙や炎の形などから今年の豊凶を占い、「今年はイネの花が咲く頃に寒くなり心配。また、台風も見えているので、農作物の管理に注意してください」とご託宣を伝えました。

 引き続いて行われた火渡りでは、訪れた村民、観光客らが燃える枝葉の上を歩いて無病息災や家内安全を祈願しました。また、当ダムの谷田事務所長も火渡りを行い工事の安全を祈願しました。

 今年の乳穂ヶ滝は1月25日に結氷まであと数十センチとなり、3年振りの結氷に期待が持たれましたが暖気のため崩落。その後も冷え込みが続かなかったため氷柱ができないまま祭当日を迎えました。それでも村民らは出来秋が五穀豊穣となるようお祈りしていました。

(東北地方整備局 津軽ダム工事事務所)

豊凶を占う三浦國太郎さん(右)

火渡りをする参拝者

工事の安全を祈り火渡りする谷田所長

護摩祈祷を見守る参拝者

火渡りをする修験者

祭当日の氷結状況

護摩祈祷

1月25日の氷結状況

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