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ダムニュースNo.327(平成23年5月)

殿ダムの試験湛水を完了しました
〜試験湛水によりダムの安全性を確認〜

− 中国地方整備局 −

 千代川水系袋川に建設を進めている殿ダムにおいて、平成23年3月から4月にかけて試験堪水を行いました。

 殿ダムは、鳥取県鳥取市国府町殿地先に建設しているダムで、洪水や渇水被害の軽減ならびに、水道や工業用水の確保及び発電を目的とした多目的ダムで、集水面積38.1km2、総貯水容量1,240万m3の中央コア型ロックフィルダムです。

 3月3日(木)の試験湛水開始式では、殿ダム工事事務所職員、工事関係者等が見守る中、山田事務所長の合図により利水放流バルブを絞る操作を行い、湛水を開始いたしました。

 湛水を開始して以降、徐々に貯水位を上昇させ、4月5日(火)に目標最高水位である洪水時最高水位に到達しました。その後、満水の状態を1日間保持させたのち、徐々に貯水位を低下させ、4月25日(月)に平常時最高水位となり試験湛水を完了しました。

 試験湛水により、ダム堤体、基礎地盤及び貯水池周辺地山の安全性を確認できました。

 殿ダム建設事業は、直轄事業として昭和43年度から予備調査に着手、昭和60年度から実施計画調査に入り、平成3年4月に建設事業に着手しました。

 平成12年度からは付替道路工事に着手し、平成19年6月にダム本体工事に着手、平成21年5月からダム堤体の盛立てを開始し、平成22年10月に盛立てが完了しました。平成23年度は、付替道路や周辺整備などの工事を完了させ、年度末の殿ダム完成を目指します。

 殿ダムの完成により、ダム地点の計画高水流量400m3/sを200m3/sに調節し下流の洪水被害の軽減を図り、ダム下流の水田や畑の渇水被害を軽減するとともに河川の環境を保全します。また、新たに1日最大20,000m3の水道用水や1日最大30,000m3の工業用水の取水が確保されるとともに最大で1,100KWの発電が可能となります。

(中国地方整備局 殿ダム工事事務所)

下流側からダム堤体を望む

利水放流バルブの操作を行う職員

目標最高水位(洪水時最高水位)到達の様子

洪水吐きを流れる様子

上空から目標最高水位(洪水時最高水位)到達時の殿ダムを望む

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