国土交通省が一級河川岩木川に建設を進めている津軽ダム関連工事の木戸ヶ沢排水トンネル付替工事において、トンネルが既設排水トンネルに到達(貫通)しました。
既設の木戸ヶ沢排水トンネルは、木戸ヶ沢からの流出水を木戸ヶ沢堆積場(旧尾太鉱山の鉱滓堆積場)を迂回させて目屋ダム貯水池へ流下させるため青森県が整備したものです。
この堆積場のかん止堤が津軽ダム建設に伴う貯水位上昇により冠水し、かん止堤への影響が懸念されることから、かん止堤と木戸ヶ沢橋の間に貯水池保全施設(重力式コンクリートダム型式:堤高43.2m、堤頂長98.0m)を設置します。
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しかし、既設排水トンネルの吐口(流末)は、この保全施設の上流に位置することから沢水を津軽ダム貯水池内に流下させるため、既設排水トンネルの吐口を保全施設下流に付け替える工事を行っているもので、このたび付け替えトンネルが無事既設トンネルに到達(貫通)しました。
詳しくは、津軽ダム工事事務所ホームページをご覧ください。
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