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ダムニュースNo.329(平成23年7月)

新内海ダム定礎式開催

−香川県−

 香川県と小豆島(しょうどしま)町が小豆郡小豆島町神懸通地内の別当川水系別当川で建設を進めている新内海ダムの定礎式が平成23年6月17日に行われ、国会議員、国土交通省、県・町議会関係者や工事関係者、地元関係者など約200人が参加し工事の安全とダムの永久堅固を祈願しました。

 前日まで梅雨の雨が続き、式の開催が危惧されましたが、当日は、職員一同の願いが通じたかのように雨も止み、所々に青空も見える中、無事定礎式を執り行うことができました。

 式典では、浜田恵造香川県知事、塩田幸雄小豆島町長の式辞の後に、国土交通省河川局長(代理:河川局治水課関健太郎課長補佐)、黒島啓県議会議員の祝辞、森武比古小豆総合事務所長の工事経過報告が行われ、その後に定礎の儀に入りました。

 まず、礎石搬入では、ダム上流にある猪谷池(いのたにいけ)の築造時に歌われた「猪谷音頭」に合わせ、高橋小豆総合事務所防災・監督主幹の先導のもと、礎石を運ぶ県・町及びJV職員の威勢のいい「ヨイショ」の掛け声にあわせ約300kgある黒御影の礎石が搬入され、鎮定箇所に据えられました。

 礎石搬入に続き、「鎮定(ちんてい)の儀」、「斎鏝(いみごて)の儀」、「斎槌(いみづち)の儀」が厳かに執り行われ、「埋納(うめおさめ)の儀」ではクローラークレーン(150t吊)により紅白に飾られたバケットからコンクリートが放出され、臨席者の大きな歓声と拍手の中、礎石がダム本体と完全に一体化されました。この後、「くす玉開披」、式典参加者全員による「万歳三唱」で定礎を祝し、滞りなく式典が終了しました。

 新内海ダムは、別当川総合開発事業により、老朽化した既設内海ダムの下流に再開発として新たなダム建設を行っているものです。ダムの大きさは、堤高43.0m、堤頂長423m、堤体積152,000m3、総貯水容量1,060,000m3の重力式コンクリートダムで、旧ダムに比べ、高さが約2倍、総貯水容量は約7.5倍になります。

 当ダムでは、名勝寒霞渓の麓に位置することもあり、周辺地域の自然景観と調和のとれたよりよい景観形成を図るため「内海ダム景観検討委員会」を設置し景観に配慮しながら建設を進めています。

 新内海ダムの本体工事は、これから最盛期を迎えますが、小豆総合事務所開発課職員、共同事業者である小豆島町水道課職員並びにJV職員一同、より一層心を引き締め、工事が無事故で進捗し、予定どおり本体工事が平成24年度中に完成することを目指します。

(香川県 小豆総合事務所開発課)


浜田恵造知事式辞


河川局治水課課長補佐祝辞【代読】


礎石の搬入状況


鎮定の儀


コンクリート放出状況


ダム堤体(右岸展望台より定礎式会場)

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