HOMEへ
 HOME > 図書出版・データ集 > ダムニュース

ダムニュースNo.331(平成23年9月)

大門生活貯水池「コンクリート最終打設」

− 奈良県 −

 奈良県が大和川水系実盛川支川大門川に建設を進めている大門生活貯水池において、平成23年7月4日に、河川課、郡山土木事務所、請負者の大林組・中和コンストラクション・ゴセケン特定建設工事共同企業体及び下請業者等が出席して、コンクリート最終打設式が執り行われました。

 大門生活貯水池は、その約100m上流に位置している既設ため池である大門池の安定性確保・洪水調節・既得取水の安定化及び河川環境の保全を目的に計画された治水ダムで、堤高35.4m、堤頂長122m、堤体積27,000m3、総貯水容量177,000m3の重力式コンクリートダムです。平成21年10月に本体工事を発注し、平成22年11月に堤体コンクリートの初打設を行いました。その後工事が順調に進み、堤体積が約27,000m3の小さいダムであり、約8ヶ月間で打設が完了しました。

 当日の予報は曇時々雨で、式の開催が心配されましたが、幸いにも雨の降り出しが予報より遅くなり、曇空で時々日が差すような天気となりました。

 式は、企業体の合図に始まり、郡山土木事務所長の挨拶、同所長の「打設開始」の発声とともに、紅白に飾られたバケットが打設地点まで移動し、企業体の「放出」の合図とともにバケットからコンクリートが放出され、最終打設の瞬間、県職員及び企業体関係者全員の万歳三唱の声がダムサイトに鳴り響き、最終打設を祝いました。その後、最終コンクリートの締固めと、関係者による記念撮影が行われ式は無事終了しました。

 今後は、平成24年1月から予定している試験湛水に向け、既設大門池堰堤撤去工事、取水放流設備工事、管理設備工事や周辺環境整備工事を鋭意進めていきます。

 特に周辺環境整備工事について、ダム周辺は、金剛生駒紀泉国定公園内にあるとともに、巨大な張り子の寅で有名な信貴山朝護孫子寺があり、昔から門前町として栄え、観光シーズンには多くの観光客が訪れています。そのため、地元三郷町・平群町・観光協会から観光の起爆剤として期待されており、今後地元関係機関等と協議を行い魅力ある環境・地域づくりに取り組み、地元の方々に親しまれるダムとなるよう努力していきます。

(奈良県 郡山土木事務所)


放出の瞬間

万歳三唱

集合写真

大門池と大門生活貯水池

  WEB CONTENTS

  出版図書


  ダム技術目次検索


  ダムニュース

一般財団法人ダム技術センター 東京都台東区池之端2-9-7 池之端日殖ビル2F
Copyright(C) National Institute of Informatics