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ダムニュースNo.333(平成23年11月)

浅川ダム建設工事「堤体コンクリート初打設」

−長野県−

 長野県が信濃川水系一級河川浅川に建設を進めている浅川ダム建設工事の「堤体コンクリート初打設式」が、平成23年9月13日、ダム建設現場の長野市浅川一ノ瀬地籍において、関係者多数出席のもと執り行われました。

 当日は、秋晴れの中、朝から気温も上がり、少々汗ばむ程の陽気になりました。

 初打設式は、浅川改良事務所長による「コンクリート打設作業を開始せよ」の号令とともに、バッチャープラントが動き出しました。タワークレーンに吊上げられた5m3バケットには「祝浅川ダム初打設」の看板が掲げられ、基礎岩盤にバケットからコンクリートが放出されると、工事関係者そろって万歳三唱が行われ、今後の工事の安全を願うとともに、本堤打設開始を祝いました。

 浅川ダムは、洪水調節を目的とする、堤高53m、堤頂長165m、堤体積14.1万m3、総貯水量110万m3の重力式コンクリートダムで、常時は水を貯めない流水型ダム(いわゆる穴あきダム)です。

 

 浅川ダムの基盤岩盤は、掘削後に長期間放置すると劣化が進む特徴があるため、仕上げ掘削開始からコンクリート打設完了まで24時間以内に施工する仕様としています。とりわけ河床部は1回の仕上げ掘削面積を小さくするためダム底部の掘削形状を緩傾斜に仕上げ、1リフト50cmとする工夫を行うなどの対策をしております。また、打設工法は、堤体を面状に打ち上げる拡張レヤー工法(ELCM)を採用することにより、施工性、経済性、打設の安全性の向上にも努めています。

 昭和52年の実施計画調査の開始から30年余、地域住民念願のダム本体工事が平成22年5月に着工、順調に基礎掘削が進み、めでたく初打設を迎えることができました。ダム本体工事は平成28年度末の完成を目指してまいります。

 最後に、浅川ダム建設にあたり、貴重な土地を提供していただいた地権者の皆様ならびに地元関係者の皆様、また、国土交通省、(財)ダム技術センター、その他の関係機関の皆様に、心より厚く御礼申し上げます。

(長野県長野建設事務所 浅川改良事務所)


浅川改良事務所長による打設開始号令


締固め作業をする作業員


タワークレーンで運搬された5m3バケット


万歳三唱

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