国土交通省が一級河川岩木川に建設を進めている津軽ダムに発電参加する東北電力津軽発電所は、平成23年7月に青森県中津軽郡西目屋村田代地内に建設所を開設し同発電所の建設準備を進めていましたが、工事開始の準備が整ったことから平成23年12月1日(木)発電所建設ヤードにおいて安全祈願祭を行い、基礎掘削工事を開始しました。
津軽発電所は、純国産の循環型エネルギーである水力エネルギーの有効活用を図るため、津軽ダムに東北電力が発電参加しているものです。
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発電は、津軽ダムの共同取水設備から最大15m3/sの河川水を取水し、65.93mの有効落差を利用して最大8,500kW(年間で1万1000世帯分の発電量)を発電のうえ、ダム直下流の岩木川右岸に放流するものです。
津軽発電所建設工事は、発電所本館等の基礎掘削、基礎コンクリートの打設などの土木工事が中心に進められ、順次、建築工事、機械・電気関係工事を行い、平成28年5月の営業運転開始を目指し、鋭意工事が進めるられることになっています。
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