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ダムニュースNo.336(平成24年2月)

津軽ダム環境検討委員会を開催

− 東北地方整備局 −

 国土交通省が一級河川岩木川に建設を進めている津軽ダムでは、平成23年11月30日(水)「第7回津軽ダム環境検討委員会」を開催しました。この委員会は、平成18年6月に設立されこれまで6回の委員会を開催し、津軽ダム建設事業における環境影響を総合的に評価した「津軽ダム建設における環境保全の取り組み(津軽ダム環境レポート)」を取りまとめると共に、この津軽ダム環境レポートのフォローアップ調査結果と今後のフォローアップ調査計画について審議しています。

 今回の委員会では、前回委員会(平成22年11月12日開催)以降に実施したフォローアップ調査結果と今後のフォローアップ調査計画について審議が行われました。

委員会の審議結果(抜粋)

1. 大気環境(騒音、振動、粉じん等)・水環境(土砂による水の濁り)について

騒音・振動・粉じん、土砂による水の濁りについては、概ね基準値を下回っており、津軽ダム建設工事に伴う影響はほとんど無いと思われるが、今後も調査を継続実施する必要がある。

2. 動物について

●ユビナガコウモリ
平成21年1月に人工の生息施設(コウモリボックス)へ移転させたユビナガコウモリについて、一時は定着数の減少があったものの生息環境の改善により利用個体数が増加する兆しが見られ、ユビナガコウモリの保全措置について一定の効果があったと考えられるが、さらに定着するまでは、今後も引き続き生息状況を見守る必要がある。

3. 植物について

ミクリ、ノダイオウ、ミチノクサイシン、ミチノクナシ、テイネニガクサなど移植を行った植物については、今後も引き続き生育状況をモニタリングしながら、必要に応じて生育環境の改善を図っていくことが必要である。

4. 湿地環境の保全について

今後、湿地環境の保全・計画の検討にあたっては、関係機関と連携した維持管理方策等も含め、更に検討を進める必要がある。

 津軽ダム工事事務所では、今委員会での審議結果を受け今後も引き続き必要な調査、検討、改善を行い、環境に配慮した工事をすすめていきます。

                                   (東北地方整備局 津軽ダム工事事務所)


ユビナガコウモリ


コウモリボックス内:定着状況


ミクリ移植地概観7月

ミクリの花7月

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