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ダムニュースNo.342(平成24年8月)

丹生川ダム竣工

− 岐阜県 −

 平成24年5月24日に、神通川水系荒城川に建設を進めてきた丹生川ダムの竣工記念式典を、新緑が美しいダム管理所周辺の公園で執り行いました。荒城川は、高山市丹生川町、国府町を流れ飛騨市古川町の市街地を貫流し、宮川に合流する流路延長 28.5km、流域面積111.8km2の一級河川です。

 丹生川ダムは、洪水や渇水被害の軽減及び高山市丹生川町への水道用水の確保を目的とした多目的ダムで、集水面積23.0km2、堤高69.5m、堤長頂227.0m、総貯水容量620万m3、堤体積231,000m3の重力式コンクリートダムです。

 当事業は、昭和50年度から実施計画調査に、また平成元年度から建設事業に着手しました。以来、用地取得、工事用道路や付替道路工事、転流工工事を進め、平成15年にダム本体工事に着手しました。平成23年10月から試験湛水を開始し、本年4月に試験湛水を終えました。これにより、ダム本体、貯水池の安全性が確認できたことから、本年6月から管理に移行し運用しています。

 丹生川ダム竣工記念式典は、国土交通省関係者をはじめ、国会議員、岐阜県議会議員、高山市長、飛騨市長、地権者、地元関係者、工事関係者など約120名の出席をいただきました。

 竣工式では、知事式辞、国会議員、県議会議長、国土交通省水管理・国土保全局治水課長の来賓祝辞に続いて、ダムとその周辺の景観設計や施工に御指導をいただいた篠原修東京大学名誉教授から、ダム及び管理所の特徴について紹介していただきました。

 記念行事では、知事、国会議員、県議会議長、国土交通省水管理・国土保全局治水課長、高山市長、飛騨市長等による堰堤記念碑の除幕を行い、その後、県の木であるイチイと水没移転者の皆様から提案をいただいたヤマザクラの記念植樹を行いました。

 式典の最後は、ダム完成を祝して、地元地域から高山市立こま草保育園児39名が、本年9月、10月に開催される「第67回国民体育大会 ぎふ清流国体」、「第12回全国障害者スポーツ大会 ぎふ清流大会」を応援する「ミナモダンス」を披露しました。また、地元の若者達が結成し、三十有余年の伝統を誇る「乗鞍連峰太鼓保存会」には和太鼓の演奏を披露していただきました。

 完成した丹生川ダムが、荒城川沿川地域の皆様に安全・安心・活力を与え、地域の発展を支える施設となり、岐阜県が進めている「清流の国ぎふ」づくりの推進に寄与することを期待しています。

 最後に、本事業の推進にあたり、集団移転していただいた16戸の水没移転者の方々、貴重な土地や財産を提供していただいた地権者の方々、国土交通省をはじめ事業の実施にご指導、ご支援をいただいた関係者の皆様、事業に様々なご理解とご協力をいただいた地域の皆様に心よりお礼申し上げます。

(岐阜県 県土整備部河川課)

堰堤記念碑の除幕

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