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ダムニュースNo.347(平成25年1月)

「辰巳ダム竣工式」

− 石川県 −

 石川県が二級河川犀川本川上流で建設を進めてきた「辰巳ダム」の竣工式が、去る11月4日に執り行われました。

 前日は冬の訪れを感じさせる悪天候でしたが、当日はすがすがしい見事な秋晴れに恵まれ、地権者の方々、地元選出国会議員、県・市議会議員、国土交通省、工事関係者等約300名の出席をいただきました。式典では、谷本知事が式辞で、関係各位のこれまでの協力に対する感謝を述べ、続いて来賓の方々からは、ダム完成による治水効果に期待する祝辞をいただきました。その後、アトラクションとして辰巳こんころ太鼓保存会による太鼓の演奏が披露され、出席者による記念碑除幕とテープカット、くす玉開披、最後に万歳三唱が行われました。

 辰巳ダムは、堤高47m、堤頂長195m、堤体積約15万m3、総貯水容量600万m3の重力式コンクリートダムです。事業は、昭和49年の予備調査、昭和58年の建設事業採択後、平成20年に本体工事着手、平成24年1月より試験湛水を行い、6月8日から運用開始しております。

 辰巳ダムは、全国でも2例目となる洪水時にだけ水が貯まる流水型の洪水調節専用ダムで、普段は水を貯めず、自然の川と同じように魚の遡上が可能となるなど、環境への配慮をしています。そして、国指定史跡である辰巳用水の東岩取入口の保全を図るなど、地域の歴史にも配慮しています。

 辰巳ダムの完成により、犀川の治水安全度が格段に高まるとともに、ダム周辺の渓谷景観や辰巳用水も含め、新たな観光名所として、地域の活性化にも寄与できるものと期待しております。

 最後に、ダム事業にご協力いただきました地権者の方々をはじめ、ご指導をいただきました国土交通省、(独)土木研究所ならびに(財)ダム技術センターなどの関係者の皆様に対し、心よりお礼を申し上げます。

(石川県 辰巳ダム建設事務所)

石川県知事式辞
アトラクション(辰巳こんころ太鼓)
記念碑除幕
辰巳ダム上流から金沢市街地を望む

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