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ダムニュースNo.347(平成25年1月)

西紀ダム定礎式の挙行

− 兵庫県 −

 兵庫県が篠山市栗柄の一級河川由良川水系滝の尻川に建設を進めている「西紀(にしき)ダム」において、平成24年11月25日に定礎式を挙行いたしました。

 当日は、丹波・篠山の紅葉が美しく映える絶好の天候に恵まれ、前衆議院議員の梶原康弘様・谷公一様、国土交通省水管理・国土保全局の山田邦博治水課長様をはじめ、兵庫県議会議員、地権者、地元関係者、地元栗柄小学校・幼稚園の児童、行政関係者、工事関係者等合わせて約140名のご出席のもと、本ダム建設工事の安全とダム堤体の悠久の堅固を祈願しました。

 梅谷順子丹波県民局長の式辞、梶原様、谷様、山田治水課長様のご祝辞、加納新次丹波土木事務所長の事業経過報告に続いて、前田・ウエダ特別共同企業体職員等14名が、井戸知事揮毫の礎石(幅56cm、高さ35cm、奥行23cm、重さ約150kg)を木遣り節にのせて鎮定箇所に運び込みました。

 「鎮定の儀」、「斎鏝の儀」、「斎槌の儀」のあと、地元栗柄小学校、幼稚園児童7名が、将来の夢や願いを書き込んだメモリアルストーンを礎石に添え、200tクレーンにより運ばれたコンクリートを投入、同時に久寿玉開披が行われたところで、大きな拍手が地元栗柄の谷間に鳴り響きました。

 そして、施工会社代表・小原好一前田建設工業(株)代表取締役社長が力強く工事施工決意表明を行った後、酒井隆明篠山市長による万歳三唱によって、式典は無事に締めくくられました。

 「西紀ダム」は、滝の尻川流域の洪水被害の防止と河川水環境の維持とともに、篠山市上水道の安定的な水源確保を目的とする多目的ダムで、堤高26.7m、堤頂長172.0m、堤体積約3万9千m3のコンクリート重力式ダムです。

 平成6年度に事業着手した後、平成24年3月にダム堤体建設工事に着工しており、現在、平成25年度末の完成を目指して事業を推進しています。

 滝の尻川流域においては、昭和58年9月の台風第10号や平成16年10月の台風第23号による洪水被害など、これまでに幾度となく洪水被害に見舞われてきた一方で、平成6年には「平成の大渇水」と呼ばれる深刻な水不足に見舞われるなど、抜本的な治水対策・渇水対策が求められていましたが、西紀ダムの建設によって、地域を洪水被害から守り、そして豊かな実りを支えることができると期待しています。

 兵庫県をはじめ工事関係者一同、この定礎式を期に、より一層の安全施工と高品質施工を誓うとともに、一日も早くダムの効果を感じていただけるよう、引き続き整備推進に取り組んでいく所存です。

(兵庫県 県土整備部 土木局 河川整備)

定礎式会場全景
祝辞 国土交通省水管理・国土保全局
山田 治水 課長
礎石のまわりに並べられたメモリアルストーン
200tクレーンにより運ばれたコンクリート

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