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ダムニュースNo.348(平成25年2月)

津軽ダム環境検討委員会を開催

− 東北地方整備局 −
 国土交通省が一級河川岩木川に建設を進めている津軽ダムでは、平成24年12月6日(木)「第8回 津軽ダム環境検討委員会(委員長:原田幸雄弘前大学名誉教授)」を開催しました。この委員会は、平成18年6月に設立されこれまで7回の委員会を開催し、津軽ダム建設事業における環境影響を総合的に評価した「津軽ダム建設における環境保全の取り組み(津軽ダム環境レポート)」を取りまとめると共に、この津軽ダム環境レポートのフォローアップ調査結果と今後のフォローアップ調査計画について審議しています。今回の委員会では、前回委員会(平成23年11月30日開催)以降に実施したフォローアップ調査結果と今後のフォローアップ調査計画について審議が行われました。

◆ 委員会の審議結果 (抜粋)

1.大気環境(騒音、振動、粉じん等)・
 水環境(土砂による水の濁り)について
 ・ 騒音・振動・粉じん、土砂による水の濁りにつ
  いては、概ね基準値を下回っており、津軽ダム
  建設工事に伴う影響はほとんど無いと思われ
  るが、今後も調査を継続実施する必要がある。
2.動物について
 ◎ ユビナガコウモリ
  ・ 一昨年から人工の生息施設(コウモリボックス
   )の利用個体数が増加傾向であり、保全措置
   について一定の効果があったと考えられるが
   、さらに定着するまで引き続き生息状況を見
   守る必要がある。
 ◎ 森林性コウモリ
  ・ 昨年に引き続き生息が確認されたことから、
   生息可能な環境が津軽ダム周辺で維持され
   ていると考えられるが、調査範囲の検討も含
   め、生息状況についてフォローアップ調査が
   必要である。
3.植物について
  ・ ミクリ、ノダイオウ、ミチノクサイシン、ミチノクナ
   シ、テイネニガクサなど移植を行った植物に
   ついては、今後も引き続き生育状況をモニタ
   リングしながら、必要に応じて生育環境の改善
   を図っていくことが必要である。
4.湿地環境の保全について
  ・ 来春を目処にダム周辺に約400m2の湿地
   環境を整備していくこととし、整備などを検討
   するワークショップを年度内に立ち上げ、維
   持管理面も配慮し、調査検討を更に進めてい
   く必要がある。

 津軽ダム工事事務所では、本委員会での審議結果を受け今後も引き続き必要な調査、検討、改善を行い、環境に配慮した工事をすすめていきます。

 詳しくは、津軽ダム工事事務所ホームページをご覧ください。

 ホームページアドレス

 http://www.thr.mlit.go.jp/tugaru

(東北地方整備局 津軽ダム工事事務所)

ユビナガコウモリ
ノレンコウモリ
ミクリ
ノダイオウ
ミチノクサイシン
湿地環境整備エリア
検討委員会での審議の様子

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