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ダムニュースNo.349(平成25年3月)

津軽ダム猛禽類検討委員会を開催

− 東北地方整備局 −

 国土交通省が一級河川岩木川に建設を進めている津軽ダムでは、平成25年1月24日(木)、弘前市内において「第15回津軽ダム猛禽類検討委員会」を開催しました。

 同委員会は、平成16年7月に設立後、これまで14回の委員会を開催し、希少猛禽類とダム事業との共存方策を継続して検討・実施してきました。そして、平成19年2月には、希少猛禽類とダム事業との共存方策をとりまとめた「希少猛禽類のための生息環境配慮指針(以下「配慮指針」という)」を策定し、希少猛禽類の生息環境に配慮しながら調査・工事を進めています。

 今回の委員会では、主要地方道岩崎西目屋弘前線の県道付替工事並びに林道付替工事に加え、ダム本体工事が本格化していることを受け、平成24年シーズンの調査結果並びに平成25年シーズンの配慮計画及び調査計画等について審議していただきました。

◎委員会の審議結果(要旨)

1.平成24年シーズン調査結果(抜粋)

【審議結果】

・平成24年シーズン工事の配慮対象となるクマタカ  6つがい、オオタカ1つがいについてモニタリング調査をした結果、飛翔状況や繁殖状況等から工事による影響は確認されなかった。今後も引き続き、希少猛禽類の生息環境及び繁殖に配慮しながら工事を進めて行く必要がある。

【主な調査結果】

・生息状況

 調査範囲には、クマタカ6つがい、オオタカ1つがいの生息が確認された。

・繁殖状況

 クマタカ1つがいが繁殖に成功し、幼鳥1羽の巣立ちが確認された。また、オオタカ1つがいが繁殖に成功し、幼鳥2羽の巣立ちが確認された。なお、オオタカについては、2年連続で繁殖の 成功が確認された。

2.平成25年シーズン配慮計画と調査計画

【審議結果】

・平成25年シーズン配慮計画と調査計画について説明し、了承された。なお、今後のモニタリング調査結果により工事予定箇所付近に営巣が確認された場合には、施工時期を見直すなど十分配慮する必要がある。

【主な配慮計画目調査計画】

・平成25年シーズン工事の配慮対象となるつがいは、クマタカ7つがい(工事の新規着手により対象つがいが1つ増)、オオタカ1つがいとなる。配慮計画は、工事時期・工事着手箇所の調整や工事照明の調整の他、行動圏が特定されていないクマタカの行動圏把握のための詳細調査を実施する。

詳しくは、津軽ダム工事事務所ホームページをご覧ください。

 ホームページアドレス 
 http://www.thr.mlit.go.jp/tugaru

(東北地方整備局 津軽ダム工事事務所)

オオタカ幼鳥
クマタカ幼鳥(H23シーズン生まれ)
クマタカ成鳥(♂)
クマタカ成鳥(♀)
津軽ダム猛禽類検討委員会での審議の様子

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