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ダムニュースNo.369(平成27年1月)

土師ダム完成40周年記念事業 

〜江の川の水源から“はじまる”水と人の循環〜

−中国地方整備局−

土師ダムが昭和49年5月に完成し、今年で40周年を迎えました。これを記念して、11月30日(日)、土師ダム湖畔の「はじまる館」において、江の川の水源から“はじまる”水と人の循環をテーマに「土師ダム完成40周年記念事業」を開催しました。

記念事業は、基調講演、ダム管理報告、シンポジウム、その後に神楽(八千代神楽団)の上演が行われました。

基調講演は「江の川と土師ダムの歴史」というテーマで、島根県立しまね海洋館館長(元江津市助役)の砂田忠さんにお話をいただきました。砂田さんは、江の川分水における広島・島根両県の協議に関係された数少ない方で、平成21年に社団法人江の川開発公社により発行された「江の川分水史」にも深く関わられています。両県の協議経緯や地域の思いなど貴重なお話をお聞きすることが出来ました。

会場には100名近い聴講があり、当時の経緯を熱心に聞き入っていました。

 パネルディスカッションでは、広島大学大学院河原教授をコーディネターに、広島都市圏の貴重な水源地域である土師ダムの課題と展望について議論が行われました。土師ダムの水資源や自然環境を保全し水源地域の発展と広島都市圏域の水供給を確保するためには、受益地である広島都市圏域と水源地域の行政や住民の連携・共有・協力が必要であると確認されました。

 

一方、会場の「はじまる館」駐車場では、土師ダム周辺地域の自治組織である土師勝田振興会の協力により、イノシシなどのジビエの試食会やヤマメの塩焼きなどが販売され、400名を越える皆さまが晩秋の土師ダムを満喫していただきました。あわせて、のどごえ公園とダム堤体の間を土師ダム巡視船に乗って廻る湖面巡視体験を行い、小さなお子さんからご年配まで多くの方に乗船していただきました。参加者の方からは、「滅多にできない体験ができて良かった」などという声をいただき、皆さんに喜んでいただきました。

 今回の記念事業を通じて、江の川下流域と広島都市圏へ土師ダムが果たしている役割をたくさんの方に伝えることが出来ました。特に広島都市圏への水供給や発電などについては、初めて知ったという方も多く、防災はもとより水利用についても、情報発信の必要性を感じました。

(中国地方整備局 土師ダム管理所)

基調講演:砂田忠さん
ジビエ・フードコーナー:
土師勝田振興会
湖上巡視体験
パネルディスカッション
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