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ダムニュースNo.372(平成27年4月)

夕張シューパロダム 竣工式を挙行

−北海道開発局−

北海道夕張市において、北海道開発局が建設を進めている夕張シューパロダムにおいて、竣工式等一連の式典を執り行いました。

夕張シューパロダムは、かんがい、発電を目的とし昭和37年に完成した大夕張ダムの再生として、恒常的なかんがい用水不足の解消と共に、新たに洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水の確保の目的を追加して計画され、国土交通省、農林水産省、石狩東部広域水道企業団及び北海道企業局の共同事業により建設が進められました。

型式は、堤高110.6m、堤頂長390m、堤体積94万m3の重力式コンクリートダムであり、総貯水容量は大夕張ダムの約4.9倍の427百万m3(全国第4位)、湛水面積は約3.2倍の15km2(全国第2位)となります。

大夕張ダムでは、毎年のように取水制限が行われており、安定したかんがい用水の供給が求められていたことに加え、昭和50年、56年に石狩川流域で発生した大洪水を契機に、夕張川にも洪水調節機能を持つ施設の設置が計画され、大夕張ダムの再生が検討されました。

新しく建設されることとなった、夕張シューパロダムは大夕張ダムの155m下流にダム再生事業として建設されました。


このような経緯から、平成3年度に実施計画調査、平成7年度に建設に着手し、各種調査、補償、工事等を進め、平成15年度には転流工工事に着手、平成19年度より本体コンクリート打設を開始し平成24年度に同打設を完了しました。

試験湛水は平成26年3月4日に開始、下流に大夕張ダム分のかんがい用水を供給しながらも順調に水位は上昇し、11月13日には試験湛水の最高水位である洪水時最高水位(サーチャージ水位)に到達、平成27年1月28日には試験湛水終了水位(旧大夕張ダム満水位)まで低下させ、試験湛水を無事終えることができました。

3月7日(土曜日・大安)には、ゆうばり文化スポーツセンターにおいて、夕張シューパロダム竣工式が執り行われました。

竣工式には、国会議員、北海道知事(代理:副知事)、道議会議員、夕張市長、下流域自治体首長、利水関係者をはじめ約300人の出席があり、北海道知事、国会議員、下流受益地を代表して江別市長及び地元夕張市長より祝いのお言葉等を頂きました。

竣工式前には、堤体建設共同企業体主催の修祓式、竣工式後には、夕張シューパロダム建設促進連絡協議会主催の竣工祝賀会も開催され、夕張シューパロダムの竣工を盛大にお祝いしました。

夕張シューパロダムは、平成27年4月より本格運用に移行します。

(北海道開発局 札幌開発建設部 夕張シューパロダム総合建設事業所)

竣工式の様子
久寿玉開披
試験湛水中の状況(洪水時最高水位到達)
試験湛水前の夕張シューパロダム(右)と大夕張ダム(左)平成25年9月撮影

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